脱力系顔ヨガについて
脱力系顔ヨガ
脱力系顔ヨガとは無意識の緊張をゆるめてほぐし、自然体で自分らしい笑顔になれる自律神経調整顔ヨガのこと。
現代人の多くは「頑張りすぎ」傾向にあります。頑張っているつもりはなくても長時間スマホやパソコンをみる姿勢そのものが頑張る姿勢となり、目を酷使することで無意識に眉間や額に力が入り、肩こり首こりも慢性化しています。
また猫背や巻き肩など姿勢の悪さが原因で顎の食いしばり、歯ぎしり、マスクによる耳周りのコリなども深刻化しそれが元で自律神経が乱れています。
自律神経とは?
自律神経は呼吸や体温、血圧や心拍、消化、代謝など私たちの体を無意識のうちに整えるために働いている神経。全身に張り巡らされストレスや環境の変化に応じて微調整しながら全身を最適な状態に保っています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がありそれぞれが異なる働きをします。交感神経は活動する時に働く神経、副交感神経は休息やリラックスするとこに働く筋肉です。
また交感神経と副交感神経の働きは1日の中でリズムがあり時間帯によって変化しています。活動する日中は交感神経が優位になり、休息や睡眠に向かう夜は副交感神経が優位になります。
この自律神経のリズムが狂うと私たちは心や体のバランスを崩し笑顔を失っていくのです。
頑張り過ぎが顔を硬くする
この自律神経、実は顔と深い関係があります。私たちの表情は進化の過程で手に入れたコミュニケーションツール。詳しくは講座でお伝えしますが
笑顔の時には副交感神経が、不機嫌顔の時には交感神経が優位になっています。いつも笑顔の人は自然とハッピーオーラが出ています。それとは逆にいつも眉を寄せ、への字口でしかめ面をしている人はなんとなく…ですよね。
これは無意識下で切り替えられるので気がつかないうちにクセになってしまい、自分の気持ちとは関係なく表情を作り出してしまいます。
怒っていないのに怒っていると勘違いされたり、笑うと顔がこわばりひきつった笑顔になる。そんな方はこの交感神経スイッチがオンになっているのです。
ゆるりん理論
自律神経は正常に働いていると交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスをとります。しかし前述したように頑張りすぎやスマホやパソコンなどで意図せず頑張る姿勢を続けたり、寝る直前までブルーライトを浴び続けると交感神経のスイッチをオンにしたまま副交感神経を優位にしなくてはなりません。
そのために眠りが浅い、疲れが取れない、顔が重くなりますます笑えない、表情が硬いといったお悩みに繋がっています。
脱力系顔ヨガではまずこの交感神経をゆるめることから始めます。顔にあるいくつかの交感神経のスイッチをオフにすることで、硬くこわばった筋肉をゆるめやすくしていきます。
そのための呼吸法やほぐしなどを取り入れるとともに、直接肌に触れるスキンケアや鏡を見る時のあり方を通して心もリラックスさせていくオリジナルの「ゆるりん理論」をお伝えしています。
極度の緊張状態が続くと「凍りつき」と呼ばれる副交感神経が優位にも関わらず顔が固まる現象が起こります。
怒りさえも現れない無表情になり心が自分のものではないような感覚になり自分のことが嫌いになり何もやる気が起きなくなる。
そうなる前に少しでもゆるめてほぐしてバランスを整えて欲しいと思います。
ポーズの形にとらわれない
このように脱力系顔ヨガではポーズを必死で行ったり顔のパーツをただ動かして見た目を変えるではなく、まずはゆるめてほぐすことからスタート。
そして自分に合った動きで自然と変化するコツと心からの自然な笑顔になれる方法をお伝えしています。
もちろん顔のクセや習慣からくるお悩み改善もでき、筋肉や神経を感じながら優しくゆっくり動かすことで顔面麻痺やアトピー性皮膚炎など肌の弱い方でも行うことができます。
綺麗を頑張りすぎない
綺麗になりたくて顔ヨガ頑張っていませんか?頑張りすぎは交感神経を優位にしよけいに顔を硬くこわばらせます。綺麗になりたかったらセルフケアを楽しむことです。綺麗になるって本来楽しくてワクワクすることですよね。
「こんなに簡単で少しのケアでいいの?」生徒さまからよく言われるセリフです。いいんですよ!毎日習慣にして続けられることが大切です。
頑張らなくても変わるコツは解剖学的にきちんとお伝えします。原因と解決策はいつもセットで、ご自身に合った方法も理論的に分かりやすく!
肌に合わせたスキンケアで見た目の美しさを磨き、年齢に応じたエイジングケアで無理せずいつまでも若々しくいられるように!と
歳を重ねるごとに美しくなる秘密がたくさん詰まった脱力系顔ヨガです。